Answer







アンタっていう存在が、オレの時間からいなくなったって、たいした事はないと思ってた。





だって、オレの人生は、オレだけのモノだし。


オレを中心に廻ってるのであって、アンタを中心に廻ってる訳じゃないじゃん?








アンタがいなくなっても、手ごろなオンナならいくらでもいたし。


でも、もうレンアイなんてものをする気にはなれないまま。





すっかりアンタの気配が消えたはずの部屋が、オレンジ色になっていって。


そわそわと落ち着かない気分にさせる。





こんな感情は、オレには必要ないでしょ。





例え今が、すっかり炭酸が抜けてしまった、愛飲の炭酸飲料のような日々だとしても。








 負け犬にはなりたくなくて。関係ない、と突っぱねてごまかして。








 夕暮れの中、一番星を見つける。





 ああ、ダメだ。


 アンタの声が聞こえてしまった。





『見た!?リョーマくん!』


 まるで、ソコにいるかのように。





 アンタのいないこれからの時間を。





ずっと答えを探し回っていたけど。








 ―――結局みんなアンタに繋がってる











 050504     


歌のイメージで。


Sound Schedule のこの曲好きです。









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